好きな人にリップクリームを塗ってもらえる「リップぬりぬり会」って個人的にときめくんですけど、どうですかね。
3年ほど前に一徹さんが書籍を発売した際、「サイン本お渡し会+頭なでなで会」を開催したそうです。
書籍の編集をお手伝いした方に聞くと、女性ファンたちは皆「髪の毛きれいにしていかなくちゃ」と言っていたそう。その気持ち、すごいわかるわぁと思いました。
好きな人から触れられる予感があるときは、ケアをしっかりしようって、いつも以上にがんばっちゃうんですよね。良いスパイラル。
さて、頭なでなでも素敵ですが、それを上回りそうな取り組みを思いつきました。それも「リップクリームぬりぬり会」。
なんで思いついたかというと、私、2年半くらい通ってる矯正歯科があるんですね。そこで、担当医師が矯正器具のメンテナンスをしてくれる際に、リップを塗ってくれるんです。ただし、4カ月にいっぺんくらいあるかないか。
気まぐれなんですかね。それか、私の唇がそのとき相当ガサガサで(そんなはずはないと思っています)、大口を開けていると絶対に唇の皮裂けるから可哀想やな。と感じて塗ってくれてるんですかね。
声がやわらかくて冷静沈着な雰囲気イケメンが、濃厚なリップを優しくゆっくり塗ってくれるせいか、塗られている間の私、恍惚とした表情を浮かべていると思うんです。その瞬間、目にティッシュみたいな覆いがかぶさっているので、当然先生に間抜けな顔をしているのはバレていないんですけどね。
でも、誰かの指でリップを塗られる経験って、ほとんどないと思うんですよね。恋人とかにも塗ってもらったこと、私はないです。リップ塗られ経験は本当にない。
ただ、先生にリップを塗られている時間は、ほんの少しの時間ですけど、めくるめく世界を味わっている感、あります。これホント。
プロレス界とか相撲界では女性ファンが喜ぶイベントをいろいろやっています。「お姫様抱っこ」してもらえる権利とかはときどき目にします。
私の好きな選手や力士が、「歯科医のように極薄ビニール手袋をつけた指でリップクリームぬりぬりしてもらえる権利」を抽選してたりしたら、間違いなく応募しちゃうと思います。皆さんはどうですかね?